ずばり言えば、リフォームの相場はピンキリです。当たり前のことかも知れませんが、工事をおこなう範囲によって、またどのような資材を選ぶかによって、その金額は大きく異なります。
たとえば、壁紙(クロス)だけでしたら、数万円程度で済むことも珍しくはありません。けれども、壁材にシナベニアを選んだ場合、料金は一桁ほど上がるでしょう。また、床材も使う資材により金額は異なります。畳にするか、フローリングにするか、クッションフロアーを採用するか。全面フローリングへの張り替えとなると、料金は一段上がることでしょう。
また、水回り設備に関しても、トイレや洗面台の取り替えのみでしたら、十数万円の範囲内でおさまる場合もありますが、キッチンやバスルームなど大型の設備となると、こちらもまた桁はぐんと上がるでしょう。とはいえ、払い下げの設備を工務店側が格安で入れてくれる場合もありますから、その場合は非常に低価格で工事を完了することができるでしょう。
このように、ひとくちに「水回り設備」「床材」「壁材」と言っても、その相場はピンキリなのです。ですから、リフォーム工事にかかる金額の合計も「どれを選ぶか」によって大きく変わるのです。