防水工事の種類としてはおおまかには4つに分けられますが、防水方法は防水面の状態や面積、保証期間、コストなとさまざまな要素を加味して見積もられるので防水工事の特性のみで決めることはまずありません。
ウレタン防水についてウレタン防水はウレタン樹脂を塗り重ねることで防水する工法です。どんな施工面でも樹脂を塗ることができます。比較的安価ですが、塗膜の耐久が弱いので5年から7年で塗りなおす必要があります。
シート防水についてシート防水は塩ビシートやゴムシートを重ねることで防水する工法です。塩ビシートはいろいろな色を着色できるので景観などにあわせて施工が出来ます。ゴムシートは防音性にすぐれています。
FRP防水についてFRP防水は耐久性が長く防水性に優れています。コストは高いのですが、万が一亀裂が入ってもその箇所のみの補修で修理が完成します。
アスファルト防水についてアスファルト防水は歩行用の埋め込みタイプと非歩行用の露出タイプがあります。防水効果は10年以上です。しかしアスファルト特有の臭気が発生するので住宅地ではつかうことはありません。
これらの防水工法はメーカーごとに細かく分類することもできます。価格はさまざまな要素で変動します。