快適な住まいへ

防水工事業者の選び方

良い防水工事事業者を選ぶポイントはまず工事に入る前の説明において、材質とコストの関連性を明白にして簡潔にクライアントに説明できる施行者でなければなりません。

たとえば、コストが低くても、5年程度でもう一度防水を施さなければならない素材と、コストは高いがその後は20年程度大規模な補修は必要としないものがあるとしたら、いかがでしょうか。
短期間しか防水を使わないのであれば割り切ってコストの低いものを選ぶのがいいですが、長期間使い続ける施設などは、たとえコストが高くても、その後のケアのしやすい防水素材と防水工法を使う方がいいでしょう。それをきちんと説明できる腕を持つ施行者ならばよい施工者と言えるでしょう。

もう一つはアフターケアと定期点検をコストにこだわらず、きっちりする業者かそうでないかがポイントです。
こちらの選び方をしっかりしないと、工事完了後に全額負担で亀裂などが生じた箇所をなおさねければいけなくなるかもしれません。
なぜかというと防水工事保証は自然災害に対してはその対象外としているのでメンテナンスや点検がなく劣化している防水箇所が地震で亀裂が入ったとしても保証は受けられず、全額自己負担でなおさなければならないからです。
KRP防水なら亀裂箇所ですみますが、そのほかの防水の場合全面やり直しの可能性もあるのです。